2017/08/27

名前には相対的でなく絶対的な表現を使いましょう

こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。

日々パソコンを使っていると、ファイル名・フォルダ名など名前を付けることを頻繁に求められます。その時にいかにシンプルかつ分かりやすい名前をつけられるかのセンスが問われるのですが、僕が確実にセンスがないと判断するのが相対的な表現が入った名前です。つまり「明日の予定」とか「昨年の評価」といった名前。

なぜこれらの名前がセンスないかというと、それは時間の経過などの状況変化に伴い名前と実体にズレが生じるからです。「明日の予定」は翌日になれば「今日の予定」になりますし、「昨年の評価」は翌年になれば「一昨年の評価」となります。これらは時間の経過という確実に発生する状況変化とともに名前が実体を表さなくなるのでセンスないと思うのです。状況が変わった時点で名前を変更するという手もなくはないですが、そんな手間をいちいちかける時点でやっぱりセンスないです。

ではどういう名前が良いか。名前には相対的でなく絶対的な表現を使うのが良いです。すなわち「明日の予定」ではなく「2017年8月28日の予定」、「昨年の評価」ではなく「2016年の評価」とする。こうすることで、時間が経っても名前と実体が乖離することを防げます。ただこれだとちょっと長くて見た目が悪いので僕は「20170828_予定」とか「評価_2016」といったように半角数字で時間情報を入れ、できるだけシンプルにしています。時系列での並べ替えが必要な場合は、時間情報を先頭にしておくと便利です。

さて、この話はパソコン内に限った話ではなく。身の回りにあるもので僕が一番やっちゃってるなーと思うのが「新石垣空港」です。2013年に開港したこの空港、今はまだ4年目なので「新」と呼んでも差し支えないですが、10年経っても新なのか。

さらに言えば次なる空港が建設されることになった場合、その時点で完全に「新」ではなくなります。時間の経過とともに確実にこういう懸念が生まれてくるわけでして、それらを見通さず安易に「新」とつけられた空港をとっても不憫に感じています。空港自体はキレイでよい空港なんですけどね。

名前のお話でした。ではまた明日!