2017/08/22

「スマホと指で描いた漫画」が新人賞を受賞したニュースに思うこと

こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。

僕の少年時代は少年ジャンプと共にあったと言ってもよいくらいにジャンプっ子だったのですが、そのジャンプがらみでちょっとしたニュースが流れていました。なんとジャンプの新人賞を獲得した作品が、スマホのみで描かれた作品だったのです。

少年ジャンプ編集部、騒然 「スマホと指で描いた漫画」がルーキー賞 新人漫画家あつもりそうさんの素顔

これはすごい。。パッと見スマホで書いた作品とは全く分からないクオリティです。そしてこのスマホのみで描いた作品が賞をとったという事実は、創作にはパソコンが必要だというかつての僕の論説をひっくり返すものでもあります。

「10代の7割は『スマホのみ』でネット使う」という事実をどう読み解くか

とはいえニュースの中でも書かれているとおり、作者のあつもりそうさんは予備校生というスマホで描かざるを得ない状況にあったがゆえにスマホのみで描いたのであり、今はパソコンとペンタブで描いているとのこと。やはり効率はスマホよりもパソコンの方が良いようです。

じゃあ実際の教育現場においてはどちらが良いかというと、これは使い分けですね。パソコンの操作が難しい小さな子どもやパソコンが入手できない環境にある子であれば、まずはスマホやタブレットで始めてみるのが良いですし、パソコンを使える環境にあるのであればパソコンで始めるのが効率良いと思います。

いずれにせよ、スマホで創作活動はできないとう思い込みはなくして指導にあたっていきたいと思います。

ではまた明日!