2017/04/05

HDDにメモリーにCPU・・・どれがいったい何なのかを解説します

 こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。「パソコンを始めるぞ!」と一念発起してパソコンを買おうとしたときに、最初にぶつかる壁がどのパソコンがどう違うのか分からないというものだと思います。カタログを見てもなんだかよくわからないカタカナやアルファベットばかり・・・。

そこで今回はパソコンの主要な3つの性能を解説します。これをおさえておけばそれぞれのパソコンの違いが見えてきます。

パソコンの性能は、机に座って作業をしている人をイメージするとわかりやすいです。机でテキパキと作業を進めるためには次の3つが必要になります。

①必要な情報をためておく引き出しの大きさ
②作業をするのに十分な机の広さ
③作業者のアタマの回転の速さ

これら3つがそろっていれば作業はガンガン進んでいきますし、欠けているものがあれば進みはにぶくなります。パソコンも同じで、上記3つがそろっていればサクサクと快適に動きますし、どれかが欠けていれば動きはにぶくなります。

ではそれぞれの項目はパソコンのどの部分に該当するのでしょうか。

①の引き出しに該当するのはパソコンの記憶容量です。カタログではHDD容量とかSSD容量などと記載されています。写真や動画を多く扱うのでしたら、この数値が大きいものを選ぶと快適に使えます。HDDよりもSSDの方が「すべりが滑らか」なので動きは格段に速くなります。

②の机の広さに該当するのがメモリー容量です。RAM容量と書かれたりもします。この数値が大きいほど効率的に速く作業が進みます。なんとか動くレベルが2GB、4GBあればとりあえず安心、8GBあればかなり快適といったところです。

③のアタマの回転の速さに該当するのがCPU速度です。基本的にはこの数値が大きいほどいろんな計算処理を高速でこなすことができます。最近はアタマが複数入っているCPUもありコア数という表記でアタマの数が示されています。当然コア数が多いほど処理速度は上がります。コアが2個の場合は「デュアルコア」や「×2」という表記が、コアが4個の場合は「クアッドコア」や「x4」と表記されています。最終的にはCPU速度とコア数によって処理速度が決まります。複雑な動きをするゲームや、動画の編集などの計算処理が多く発生する作業を行うのであれば、いいCPUを搭載したパソコンだと快適に使えます。

以上3つがパソコン主要な性能になります。これらをおさえておけば、とりあえずパソコンショップで店員さんと会話ができると思います。あとは、画面の大きさ、持ち運びのしやすさ、色などをお好みで。

みなさまが自分にあったパソコンに出会えますように。

ではまた明日!