2017/04/21

OSってちょいちょい聞くけど一体なんなのさ

 こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。本日はコンピューター用語のお話。スマホをいじってるとちょいちょい出てくる「OS」というものを解説してみます。

iPhoneにはiOSという名前のOSが、AndroidスマホにはAndroidというOSが入っています。じゃあそのOSってなんなのさ?

ざっくり言うと、OSは人間がスマホをとりあえず動かすために入っているプログラムです。スマホはモノとしては単なる電子部品の集まりなので、本来は人間が操作することはできません。指先からバチバチっと電気を出して操るわけにもいきませんし。

そんな電子部品の集まりを人間が操作できるように仲介してくれているのがOSです。電源ボタンを長押しすると電源がONになるとか、ホームボタンを押す最初の画面に戻るとかは全て人間の操作をOSが解釈して機械(スマホ本体)に伝えてくれることで実現されています。

つまりスマホ本体があってそこにOSが入っていれば、とりあえずは使えるということです。が、あくまでとりあえずなのでこみいった作業は何もできません。せいぜい時計で時間を確認できるくらい。

ではそれ以上の作業をするにはどうしたらいいか。そこでアプリの登場となります。OSの上にアプリを乗せてあげることで、OSだけではできないいろいろな作業ができるようになるのです。


つまりスマホは
スマホ本体(機械)⇔ OS ⇔ アプリ
の三層構造でその機能が実現されているのです。

スマホ用のアプリは、どのOSの上で動くことができるのかがあらかじめ決まっています。なので各スマホには自分たちのOSで使えるアプリを探すためのアプリがあらかじめ入れてあります。すなわちiOS用のアプリを探せるのがApp Store、Android用のアプリを探せるのがPlay Store というわけです。

まとめると、OSは機械の手前にいて、人やアプリからの操作を機械に伝えてくれている働き者というわけです。

スマホを使うときの主役はやっぱりアプリですが、ときにはその下でがんばってるOS君にも気を留めてあげてください。

ではまた明日!


注)説明のわかりやすさを優先し、OSのためのOS(BIOS)についての説明は省略しました。