2017/04/17

Googleがその使命を忘れてしまった・・・!?→全く忘れてませんでした

 こんにちは。高木龍平@デジんちゅです。以前の記事でGoogleがその使命として世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることを掲げていることを紹介しました。本日はそれがGoogle自身のホームページでどのように紹介されているかをみてみましょう。

Googleが自己紹介として公開しているホームページがこちらです。

Google について https://www.google.com/intl/ja/about/

ここを読めばGoogleが掲げている使命がばっちりと書いて・・・ない!?マジでない。モニターに穴があくほど探しても見当たらない。

どういうことでしょう。Googleはその使命を忘れてしまったのでしょうか。

いやでもしかし、「Google 使命」と検索する


ばっちりその使命が表示されています。URL(ホームページアドレス)も上記で紹介したページと同一です。

???どういうことでしょうか?

手がかりを探すために、Google自己紹介ページのソース(ページの元情報)を表示してみます。ソースはパソコンからだと「右クリック」→「ソースを表示」で見ることができます。


すると、meta というコーナーのところに

ありました!meta はこのページの関連情報を記述するコーナーなので、ここに書いてあるということはGoogleはその使命を忘れてはいないということです。ちなみに、ここ記述がそのまま検索エンジンでの検索結果に表示され、上記画像のような検索結果になっています。

というわけでGoogleはその使命を忘れてはおらず一安心。ですが、以前はもっとわかりやすい形で表記していたのに、なぜこのような表記に変更したのでしょうか。

好意的に解釈すれば、Googleの会社としてのステージが上がったということだと思います。現在の自己紹介ページには「課題を解決する」「理念から実践へ」という記述がみられます。すなわち理念(使命)を掲げているだけでなく、集めた情報を実際にガンガン活用して世界をよくしていく段階へ踏み込んだということ。

であればその通りに以前からの経過をそのまま記載すればよいのではとも思いますが、そうせずに最新の姿勢のみを記載するのは「シンプルさ」を重視するGoogleのスタンスですね。シンプルに今自分たちが追い求めているもののみを表示する、と。

とはいえ中には僕のように以前からの連続性を調べる輩もいるので、そういう人には調べればすぐにわかるようにしてあるってところだと思います。

ちなみに自己紹介ページから進めるGoogleの歴史(これまでの歩みと現在)ページには

まもなく、Backrub は Google(phew)という名前に変わりました。1 の後にゼロが 100 個並んだ値を表す「googol(ゴーゴル)」という数学用語をもじったもので、ラリーとサーゲイの「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」という使命にふさわしい名前です。

という記載があります。大丈夫、Googleはやっぱり忘れてません。

僕個人のスタンスとして、あまりひとつの会社やサービスへの依存度を高めるのは好きではないのですが、Googleだけはそうもいってられない便利さと器の大きさがあるので、これからもひいきに使っていきます。

ではまた明日!